2008年11月21日

上手な慰謝料の請求方法

離婚の時に慰謝料を請求する場合があると思いますが、これは不貞行為、暴力行為などによる肉体的・精神的苦痛に対する金銭的代償を求めているもので、賠償金の一種と言っても良いと思います。


慰謝料は、財産分与とか養育費とは違い、苦痛をはかってお金に換算しますから、どれだけ相手に非があるかで変わってくると思います。
最初は離婚したい一心で、何もいらないから離婚してっていうかもしれませんが、あとからやっぱりって言う場合もあると思います。
そのために慰謝料を請求する期間には猶予があり、離婚後3年間は請求できるようになっています。


また、熟年夫婦の場合、苦痛になる原因も長い結婚生活の間数えきれないくらいあると思います。
離婚を意識しだしたら、どんなささいなことでも構いませんので、メモを取るようにしましょう。


世間では「慰謝料」という名前で定着していると思うのですが、「和解金」「解決金」とも呼ぶ人がいます。
また、慰謝料を財産分与に含めて支払うといった形を取る人も多いです。
その場合は、財産分与に含んで慰謝料を支払った旨を、きちんと文書に残しておくことが大切です。


熟年夫婦のように、結婚生活が長いほど財産も増えていると思います。
後々のトラブルを避けるためにもきちんと文書で残しておくことが大切になってきます。


慰謝料に決められた金額はありませんが、だいたいの相場は200万円~300万円、熟年離婚の場合でも300万円~500万円ほどではないかと思います。
だいたいの場合、話し合いで決めるのですが、もし決まらない場合は、調停などで決められます。


同じカテゴリー(熟年離婚と慰謝料)の記事
 「慰謝料」に含まれる内容、精神的苦痛など☆ (2009-09-07 19:34)
 重要です!熟年離婚時の慰謝料。しっかり交渉しよう☆ (2009-09-07 19:29)
 離婚するなら、その後のことをしっかり設計しよう!女性は特に☆ (2009-09-07 18:27)
 熟年離婚するにも、現実的にはやはりお金ですね! (2009-09-07 18:26)
 なぜ今?熟年離婚をするきっかけは・・・ (2009-09-01 22:24)
 熟年離婚と慰謝料、生活費に影響 (2009-09-01 22:23)