2009年09月01日

熟年離婚と年金について

離婚するときには、慰謝料や養育費など、お金に関する様々な問題を切り離して考えることは、決してできないと思います。


特に20代や30代のような働き盛りの人が離婚する場合は、離婚しても仕事を探して働くことはまだまだ可能ですが、熟年離婚のようにある程度年齢が高齢になっている人が離婚する場合は、仕事を探すこと自体難しいと思いますので、慰謝料はなるべく多目にもらっておきたいと思うと思います。
昔は、年金の問題があり離婚を踏みとどまってしまうケースも多く見られましたが、今は年金の分割制度と言うのが導入されたことも受けて、離婚を考えているケースが増えてきていると思います。


しかし、この制度があるからと言って、安心して離婚をするようなことはしないでください。
分割された年金の金額と言うのは、個人差がありますが年間50~60万円ほどが主流だと言われていますので、生活は決して楽なことはないと思います。


この金額だけで生活していくと言うのは、本当に大変なことだと思いますが、ちょっと前まではこの金額さえも手に入れることができなかったのですから、大きく変わっていると言ってもいいと思います。
ですから、分与される年金に頼らずに生活をしていけるよう、離婚後の生活設計を充分にすることが大切になってくると思います。


そのためには、分割の手続きをしっかりとしておき、少なくても年金がきちんともらえるようにしておかないと、年金をもらい損ねると言った結果になってしまう可能性がありますので注意しましょう。


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