2009年09月01日

熟年離婚と慰謝料、生活費に影響

離婚の際に、慰謝料が支払われるケースがあると思いますが、このケースは全ての離婚において支払われるものではありません。


慰謝料を支払うケースとして、は離婚原因を作った方が苦痛を味わった相手(配偶者)に対して損害賠償金として支払うと言ったものです。
簡単に言うと「性格の不一致」だけが理由では、慰謝料が発生するケースは少ないですが、「浮気」が理由なら慰謝料が発生するケースは多くなると言った感じです。


離婚に際する慰謝料の取り決めですが、調停や裁判によって決められる場合と、協議して決められる場合があります。
調停や裁判の場合は、慰謝料に関しても金額や支払い方法などをきちんと取り決めしてもらえますが、協議離婚の場合は双方の話し合いで決められる場合が多いです。
熟年離婚の場合は、長年に渡って色々な理由が積み重なって離婚したいというケースになる場合が多いと思いますので、特にこれという際立った理由がなく、離婚理由としても曖昧になる場合が多くなるかもしれません。


離婚するしないに関わらず、肉体的、精神的に苦痛を感じるようなことを、日常的にきちんとメモをとっておくといいかもしれません。
また、メモだけではなく、浮気などの証拠になるようなものも状況証拠として保管しておくようにしましょう。


離婚してからの生活というのは苦しくなると思います。
特に熟年離婚だと、就職も難しいと思いますので、生活費の確保が重要になってきます。
ですから離婚する際には、できるだけ多額の慰謝料をもらうようにして、支払いが滞らないように、一括で支払ってもらうことも大切なのではないでしょうか。



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